万願寺唐辛子は、獅子唐などと同じ甘トウガラシの一種で、辛味がないトウガラシの交配種です。
万願寺唐辛子の名前の由来は、産地である京都府舞鶴市の万願寺地区からきています。その歴史は比較的新しく、大正時代の終わりころ今から約100年前に初めて交配されました。京都の伝統野菜の一つです。
栽培をしている中で果実に黒い色がつく事がありますが、あれはアントシアンという栄養成分です。食べても全く問題ありませんが高温乾燥条件下では特に発生しやすいので、こまめに灌水しましょう。また、極端な乾燥条件下では、稀に辛くなることがあります。