重要!!玉葱の抽苔について
トウ立ちのメカニズムについて
玉葱が収穫前に花芽があがって来てしまった、という方いませんか?
抽苔について
苗の直径が8mm以上になり、それから低温に一定期間あってしまうと花芽分化のスイッチが入ります。そして日が長くなっていくと抽苔が促進されます
定植の深さについて
苗をあまり深く植えると玉は縦長になってしまいます。かといって浅すぎると扁平になってしまします。目安は苗鞘の半分くらい、もしくは大人の指の第一関節までくらいの深さが適当になるかと思います。
2024年は玉ねぎのトウ立ちが多発します?!!
2023年は平均して暖かい~暑い年でした。秋~冬にかけても平年よりかなり暖かく、まともな雪は2024年になってからという天気です。当然玉葱の生育も進み、大苗の状態で寒さにあたってしまっているので、2024年は玉葱の抽苔がかなり問題になるのでは・・・と心配しています。
1月末に種をセルトレーに蒔き、3月に雪が解けてから定植するという作型もあります。ご検討下さい。